本日はデータ型の分類と役割について学ぼう
・データ型の分類と役割について
データには、文字列を使うものや数値を使うものなどいろんな種類のデータがあります。
Javaではそのデータの種類をデータ型と指定義しています。
データ型は大きく分けて2種類に分類されます。
まず一つ目は基本データ型です。これは変数野中に値そのものが入っている型を指します。
基本データ型は、整数型、浮動少数型、文字型、論理型の4種類です。
整数型:int型、byte型、short型、long型
浮動少数型 :double型、float型
文字型: char型
論理型: boolean型
もう一つは参照型です。これは変数の中にデータがある場所を指すものが入っている方を指します。参照型は、配列型、クラス型、インターフェース型の3種類です。
・変数とは
変数とは、いわゆるアプリの中で扱うデータを一時的に保存しておくための入れ物です。変数を利用するには、まずその変数が「数値/文字列などどんな値を格納できるのか」「どんな名前を付けるのか」「最初に格納しておく値はなにか」などを宣言しておく必要があります。
たとえば以下は、double(小数点値)を格納するnumという変数を、初期値3.14で宣言する例です。
・名前の付け方
- プログラマが自由につけて良い名前を識別子と言う
- 識別子には数字、英字、と2つの記号(_、$)が使用できる
- 数字から始まる識別子は使えない
- 名前の長さに事実上制限はない
- 基本的には小文字を使用する
- 変数名は小文字で始め、クラス名は大文字で始める
・変数宣言
- 変数は使う前に名前を宣言しなければならない
- 型に関わらず、既に宣言した変数と同じ名前の変数は宣言できない
- 宣言と初期化は同時に行って良い
- 変数と代入する値は同じ値でないといけない
・キャストについて学ぼう
自動型変換ができないのは、情報の損失が発生する原因でした。しかし、それを承知の上で
プログラマの責任で強制的に型変換をするこおtができます。
これをキャストと言います。キャストは何らかの理由で、自動変換とは逆の方向に変換したいときに使用します。
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キャストの書き方:(変換したい型)+キャスト対象 例:int n = (int)10.0
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自動変換できない型へ変換するときはキャストする
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boolean型はどのような型にもキャストできない
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String型は cher型など基本データ型にはキャストできない
・エスケープシーケンス
文字の中にはキーボードから入力できない特殊な文字があります。
このような文字については¥を最初につけた2つの文字の組み合わせで「1文字分」
を表すことができます。これをエスケープシーケンスと言います。
例:’¥t'(タブ)、 '¥n'(改行)などがあります。