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【Java基礎】関係演算子と論理演算子について学ぼう

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今回は関係演算子と論理演算子について学びましょう

 

関係演算子について

関係演算子演算子の左辺と右辺を比較して true または false を返します。 2 つの値をどのように比較するかによって、次のような関係演算子が用意されています。

 

演算子 使用例 意味
< A < B AはBより小さい
<= A <= B AはBより小さいか等しい
> A > B AはBより大きい
>= A > B AはBより大きいか等しい
== A == B AとBは等しい
!= A != B AはBは等しくない

 

文字列の比較

文字列と文字列の値を比較する場合には、 String クラスの equals メソッドを使用します。

equals メソッドは、変数と.(ドット)で連結して使用します。

文字列a,bを比較する場合は、a.equals(b)と書きますがb.equals(a)と書いても問題ありません。同じであればtrue 、違う場合はfalse を返します。

文字列aがnullかどうか調べる時に限りa == null が使用できます。

文字列の比較

 

論理演算子について

論理演算子は複数の条件式(または boolean 型の値)を組み合わせた式を評価して true または false を返します。対象となる条件式は 1 つ、または 2 つで次のような論理演算子が用意されています。

 

演算子 使用例 意味
&& A && B 論理積、AとBが共にtrueならtrue
|| A || B 論理和、AかBの少なくとも1つがtrueならtrue
! !A 否定、Aがtrueならfalse、Aがfalseならtrue

 

論理演算子の注意点

&&演算子と||演算子どちらの演算子も左辺から判定し、全体の結果を求めます。

しかし、注意点として、右辺の判定は実施しない場合があります。

例として、&&演算子の場合で考えてみましょう。

まず、左辺を判定し結果がfalseだった場合、左辺のみの判定でfalseと確定するため右辺の判定は行いません。

次に||演算子の場合は左辺を判定し、結果がtrueだった場合には全体がtrueと確定するため、右辺の判定は行わないのでそれぞれの演算子の特性を理解して使い分けましょう。