今回はメソッドについて学びましょう
メソッドとは
メソッドとは、Javaのようなオブジェクト指向のプログラミング言語で、特定のクラスやオブジェクトに所属するグループのことです。
内容がまとまっている処理や反復する処理など、いくつかの処理を一つにまとめたものをメソッドと呼びます。
メソッドの特徴
- クラスを作成することは様々な「機能」をメソッドという仕組みでまとめることができる
- メソッドはフィールドと共にクラスのメンバと呼ばれる
- メソッド名とは変数の名前と同じように識別子を使ったメソッド名前である
- クラスには複数のメソッドを作成することができる
- ひとつのメソッドにはひとつの機能を割り当てることができる
- メソッドは他のメソッドを呼び出して実行することができる
- 呼び出したメソッドが働いている間、呼び出し元は中止する
- 呼び出されたメソッドは普通はreturn文で処理を終了する
- 呼び出されたメソッドは処理を最後まで終えるとreturn文がなくても終了する
- 呼び出されたメソッドが終了すると、呼び出し元が再び処理を開始する
メソッドを定義する
メソッドはいくつかの文をまとめて記述しますこれをメソッドを定義すると言います。
戻り値の型 メソッド名(引数リスト)
{
文
・・・・
return 式;
}
メソッドを定義しておくと、そのクラスのオブジェクトを作成した後でメソッドの処理を実際に行えるようになります。
メソッドの呼び出し
メソッドの処理を実効することを、メソッドを呼び出すと言います。
オブジェクトを指す変数名.メソッド名(引数リスト);
オブジェクトが指す変数名にピリオド( . )をつけメソッド名と()を記述します。