新しい働き方について(ストラテジ分野)
テレワークについて
テレワークは、通勤しなくていい。PCだけで仕事ができる。自由な時間が増えるなどのイメージを持っている人が多くいます。
しかし、実際にはスペースを確保したり、機器を設置したりと意外に大変です。
テレワークは数年前から業務の効率化を図るために注目されてきました。近年ではテレワークのような、新しい働き方が増えてきています。
そこで今回はITの発達で生まれた新しい働き方を学びましょう。
ワークライフバランスについて
ワークライフバランスとは、仕事の時間と私生活の時間の調和に取り組むことです。仕事にやりがいがあれば、私生活で心のゆとりが生まれ、私生活が充実すれば、仕事の効率化も上がるという考え方です。
ワークライフバランスが注目されたのは、少子高齢化が進んだことが大きな原因です。「出産や育児がしたい」「親の介護も必要」「仕事も続けたい」という多様な働き方に対応するためです。
そこでワークライフバランス実現するための方法の1つが、テレワークです。
テレワークとは
テレワークとは、ITを利用して勤務時間や就業時間場所に制限されずに働くことです。仕事と生活を両立するワークライフバランスを実現するための働き方の1つです。
テレワークの種類
- サテライトオフィス勤務:本社以外で勤務する
- 在宅勤務:在宅で勤務する
- モバイルワーク:カフェや顧客先で仕事する
このようにテレワークには種類があり、様々な場所で働けるようになりました。
しかし、テレワークにはメリットばかりではありません。事前に準備しなければならないこともあります。
事前に必要な準備
- パソコン、スマホの準備
- 労働時間や進捗の管理などのツール策定
- セキュリティ対策
- ソフトのインストール
- ネットワーク環境の準備
など、様々な準備が必要にな理、時間とコストが必要になります。
そこで、企業によっては企業によってはBYODを導入しているところもあります。
BYODとは?
BYOD(Bring Your Own Device)とは個人が私物で所有しているパソコンやスマホを会社が許可して業務に活用することです。
何千人の社員を抱える企業には全員分のパソコンを用意するには莫大な費用がかかります。そこで、BYODが導入されました。
しかし、個人の端末を使用するためセキュリティ対策も必要になります。ウイルス対策ソフトのインストール、会社のデータを保存しないルールなど、それなりの対応が必要です。
ワークシェアリングについて
ワークシェアリングとは従業員同士で雇用を分け合うことです。
「1人1人の労働時間を短くする」「会社全体の雇用を増やす」などが目的です。
「実際には週休3日制」「自由雨な時間に出勤」「副業を認める」などが導入されています。
労働者は自由に働き、企業は多くの従業員に効率よく働いてもらう働き方改革です。
まとめ
- ワークライフバランスとは、仕事の時間と私生活の時間の調和に取り組むこと
- テレワークとは、ITを利用して勤務時間や就業時間場所に制限されずに働くこと
- BYODとは個人が私物で所有しているパソコンやスマホを会社が許可して業務に活用すること
- ワークシェアリングとは従業員同士で雇用を分け合うこと