今回は配列について学びましょう
・配列の作り方を覚えましょう
まとめて使用するデータは沢山あります。それらを使う構造はいくつかありますが、最も基本的なものが配列です。
配列はa[0]、a[1]、a[2]…のように名前と一連番号を持つ変数です。
同じaという名前であってもaの0番目、1番目、2番目…というように扱うことができ、それらを配列要素といいます。
※ 0番目から始まることに注意して下さい。
配列は同じ型のデータをまとめて取り扱うことができ、どんな型の配列でも作成することができます。
・配列の復習まとめ
- 型 名前 = [リテラルリスト] ; 例 int = {1,2,3,4,5};
- 要素番号は0から始まる
- 配列要素にはa[0]、a[1]、a[2]…のようにと番号を使用する
- 配列は「配列型」という一つの方である
- 配列型はint、 String 、char、boolean[]とかく
・for文を覚えましょう
配列を使用するにあたって便利な繰り返し構文であるfor文を勉強しましょう。
for文は「〇〇回繰り返す」という構文です。
配列要素の値を全て表示するには、for文とprintlnメソッドを使用します。
class Main { public static void main( String[] args ) { // 変数宣言 int i = 1; for(i=1; i<=5; i++){ System.out.println(i); // 1, 2, 3, 4, 5 } } }
【for文の処理】
①始めに初期化を1度だけ実行する。
②条件式が「真」か「偽」か調べる。
③真の場合・・・「文」を実行し、その後「後処理」を実行する。そして②へ戻る。
③偽の場合・・・反復を終了して次の処理へ進む。
条件式が偽になるまで文と後処理が実行され続けます。
通常は、後処理で反復回数を制御します。
ループ制御変数
for文で使用されている「i」をループ制御変数といいます。ループ制御変数は繰り返し回数の制御に深く関わってきます。
・SPDを覚えておこう
プログラムの流れを図示目する代表的な方法はフローチャートです。直観的で分かりやすいですが欠点もあります。
- コンパクトに書けない
- プログラムの対応が良くない。
この欠点を克服する方法が開発され、そのひとつがSPDです。SPDは論理の流れを小さな記号と文で記述でき、ソースコードとの対応がいいという特徴があります。