LIFE LOG(かけざんブログ)

【webライター】接続詞・接続助詞について学ぼう!

今回は接続詞・接続助詞について学びましょう

接続詞・接続助詞を適切に使う

  • 接続詞・接続助詞とは、文と文を繋ぐ言葉のこと
  • 文と文との関係が明確になり、わかりやすくする効果がある
  • 接続詞を使うと、文と文との論理構造も明確になる

 

接続詞の使い方

接続詞を使い過ぎると、かえってわかりにくくなることもある

論理的に書くために、接続詞を入れながら書いた後で不要な接続詞を削除するようにする

 

接続詞の種類

接続助詞の使い方

  • 話し言葉は、接続助詞で延々と繋がっていく文章になることが多い。
  • テープ起こしなど、話し言葉から原稿を制作する際は、一旦書き起こした後で、不要な接続助詞を削除すること

 

種類 働き 使用箇所 例文
仮定の順接や一般条件、並立を示す。 活用語の仮定形に接続する。 お腹いっぱい食べられれ、空腹は満たされるのだ。
確定の順接や一般条件、仮定の逆接を示す。 活用語の終止形に接続する。 彼が強い私は惹かれていく。
ても・でも 仮定の逆接や確定の逆接を示す。 活用語の連用形に接続する。 洪水に飲まれた。ドアノブを下げても扉が開かない。
けれど・けれども 確定の逆接や並立、対比を示す。 活用語の終止形に接続する。 殺して安心していたけれどあいつは突然動き出す。
確定の逆接や並立対比を示す。 活用語の終止形に接続する。 名声は手に入れた、命は失った。
のに 確定の逆接を示す。 活用語の連体形に接続する。 友達と仲良くしていたのに仲たがいさせられたんだ。
ので 確定の順接を示す。 活用語の連体形に接続する。 口を抑えられ死にそうだったので怒りが沸いた。
から 確定の順接を示す。 活用語の終止形に接続する。 あと3分で戦争は終わりだから私は生き残れそうだ。
並立を示す。 活用語の終止形に接続する。 食料よ寝床よ空気もよ
て・で 確定の順接や動作や作用の継続、並立、補助の関係を示す。 活用語の連用形に接続する。 彼は前に僕を助けてくれたの安心だ。
なり 動作の継続や並立を示す。 動詞、動詞型活用の助動詞の連体形に接続する。 切るなり叩くなり潰すなりだとぉ!許さんぞッ。
ながら 確定の逆接や動作の並行を示す。 動詞の連用形、形容詞の終止形、形容動詞の語幹に接続する。 大きく揺れながらまたも突然発生した2回目の地震
たり(だり) 並立を示したり、他を暗示する。 活用語の連用形に接続する。なお、イ音便・撥音便に接続するときは、濁音化して「だり」になる。 最近は、親が死んだり、お金を失ったりと悲しいことばっかだよ。
つつ 確定の逆接/動作の並行/を示す。 動詞、動詞型活用の助動詞の連用形に接続する。 津波はゆっくり接近しつつ、突然何回も大事な人の命を奪っていく。
ところで 仮定の逆説を示す。 過去の助動詞「た」の終止形に接続する。 自然と気持ちよく眠ったところでそのその瞬間起こされた。
まま ある動作や状態が保たれた状況で、別の動作がなされる意を表す。候文(そうろうぶん)の手紙などに用いて、理由を説明する意を表す。 用言または助動詞の連体形に接続する。 このまま勝てそうだ。
ものの 逆説の確定条件を示す。 活用語の連体形に接続する。 昔は貧乏だったものの今この瞬間、私は富、名声、永遠の命すべてを手に入れた。
「~するとすぐに」の意を表す。 動詞・動詞型活用語の終止形に接続する。 自分の家を見に行くいつも通りの家がそこにある。
とも 未成立の事実を条件とし、それに制約されずにある事柄が実現する意を表す。確定した事柄を条件とし、それに制約されずにある事柄が実現する意を表す。 動詞型・形容動詞型活用語の終止形、形容詞型活用語および助動詞「ず」の連用形に接続する。 耳を塞ぐとも音が聞こえてくる。
ども 逆接の確定条件を表す。上の事柄を受け、それを条件として予想されることに反する事柄がいつも起こることを表す。 活用語の已然形に接続する。 助けを呼べども胸に手を当てた時その子が亡くなっていることがわかった。
あとの叙述の前置きとして続ける意を表す。理由・原因を表す。逆接の確定条件を表す。添加・並列を表す。 活用語の連体形に接続する。 医者が言う私はもう助からない。
逆接の確定条件を表す。原因・理由を表す。※古い言葉。 活用語の連体形、まれに名詞に接続する。 何度も嫌なことをしてくる性格悪いからの。

読みやすい文章のポイントまとめ

  • 一文一義で書く
  • 箇条書きを使う
  • 主語と述語を近くに置く
  • 修飾語と被修飾語を近くに置く
  • 肯定表現と否定表現を使い分ける
  • 能動態と受動態を使い分ける
  • 接続詞・接続助詞を適切に使う