LIFE LOG(かけざんブログ)

【資産運用】一括投資とドルコスト平均法

 

新NISAは一括投資とドルコスト平均法のどちらが良いか?

 

質問

新NISAに投資を考えています。まとまった資金がありますが、最速で360万円×5年で投資すべきか、15年ほどでドルコスト平均法どっちがいいですか?

 

まとまった資金がある人の投資方法について

新NISA口座を最速で埋めるなら、年360×5年で1800万円を満枠にできます。

ただこれだと、新NISA口座でのその後の投資ができないので、ドルコスト平均法での積立も不可になります。

 

この機会に一括投資と積立投資の特徴をきちんと理解しておきましょう。

 

一括投資と積立(分割)投資とは?

一括投資:まとまった資金を一度に入れる

例:一度に100万円買ってみる

 

積立投資:毎月などの頻度で定期的に買う

例:毎月1万コツコツ積立

 

この積立投資には2種類あります。

毎月同じ金額を積立する「定額積立(どりコスト平均法)」と毎回同じ量を積立する「定量積立」の2種類です。

定量積立の場合は毎回の積立額が変化します。

 

近年では、定額積立のドルコスト平均法を始める人が多いです。

ドルコスト平均法は、株価が安いときは多くの量を購入できるため、暴落的にも精神的にも余裕を持ちやすいのは初心者にとって大きなメリットと言えます。

 

注意

「積立はリスク分散になる」は誤解を生みます。

確かに、積立する時間の分散にはなりますが、今まで購入した分のリスク(値動き幅)が変わるわけではありません。(積立を続けることで、元本が増えるという値動きも大きくなります。)

リスクを少しずつ増加させているだけなので、一括投資したときと比較して暴落時でも精神的な余裕が生まれることがメリットになります。

 

 

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法はコツコツと積立する為、投資元本が増えるまで時間がかかります。そのため、既に余剰資金が結構ある人は悩むと思います。

元本が増えるまでの間、手元の資金を寝かせてしまうことになります。

一括投資であれば最初から投資元本を増やしていけるため、単純な右肩上がりの場合だと大きな利益がでます。