【iDeCo】投資の目的について

ここまで、株取引、資産運用の概要について解説していきましたが、そもそも何のために資産を運用・形成したいのかということは非常に大事になります。

「年金だけだと足りなそうだから」

「60歳ですっぱりと仕事を辞めて気楽にいきたいから」

などなんでもいいと思います。

何のためにお金を増やしたいのか、いくらくらい必要になるのかという目的を明確にしておくことが大事になります。

目的をはっきりとしておかないと不必要なリスクをとってしまい本末転倒なことが起こり得ます。

そして、資産運用は目的にもよりますが。余剰資金で行うことが鉄則でデイ活資金の半年～1年分くらいは貯金として必ず取り分けておくことが重要です。

1日とか数週間はもちろん数ヶ月や1年といった短い期間での相場の動きは基本的に誰にもわからないということです。

どの銘柄が上がるかというのも難しく「いつ買えばいいか」というタイミングの問題も資産運用においてはほぼ関係ありません。「ピンポイントでこの銘柄」というのもかなりマニアックな話になります。

それでも多くの人が投資するのは、国や世界レベルで20～30年という長期で見ればほぼ間違いなく経済成長しているからです。国が経済成長していれば全体的に会社も成長し、利益を生み出し、株価も上昇します。過去数10年間の株価の動きを見ればこの揺るぎない大きな流れはよくわかると思います。