【NISA】インフレの対策をしよう
インフレとは?
お金は円として持っておけば絶対に損しないかといえばそうとも言い切れません。
その代表例が物価の上昇です。世の中全体のものやサービスの価値が下がることを「インフレ」と言いますがこれは物価が上がったということと同時にお金の価値が下がったということでもあります。
例えば、物価が2倍になるということは、同じお金の量で半分のモノしか購入できなくなる、ということを意味しています。
ここ30年来、日本の物価は大きく変わらず、この感覚が失われつつありますが、世界では持続的に上昇していて、安定的で穏やかな物価上昇こそが好ましいと考えられています。
そして、当の日銀も10年以来、2%のインフレを目標とする政策を実施しています。
インフレのリスク
もちろん日本で暮らしているため、日本円というのは最も使い勝手が良く銀行預金が安全な資産保存手段であることは間違いありませんが、預金として置いておいても成長することはほぼありません。
むしろインフレで価値が落ちるリスクがそれなりにある資産だということは意識したいところで、もし全ての財産を日本円としておいている人がいたら、それは全資産を日本円に投資していることだと同じだといえます。
インフレの対策
株や債券などの投資がインフレのリスクを全てカバーしてくれるわけではありませんが、まず日本円とは別の形で資産に自己資金を配分するという道筋を見出すということには大きな意味があります。
そのため、近年ではNISAなどの制度を利用して資産運用が注目されています。
資産運用によってインフレに対する対策を行い、将来に備える必要があります。
まとめ
- インフレとは、物価の上昇です。世の中全体のものやサービスの価値が下がること
- インフレの対策として、銀行預金よりも株や債券などの投資が注目されている