お金を増やすリスクとリターン
お金を増やすリスク
「お金を増やす」ために行う株式投資ですが、資産をお金以外のものにしている限り金額が目減りする、つまり損をする可能性も付きまといます。
投資の世界では、損をする可能性が高いものほどその分の見返りが大きくなります。ハイリスクなものはハイリターンでローリスクなものはローリターンということで、これはほぼ例外なく当てはまります。
逆に言えば、投資するということは、このリスクを取ることに対しての見返りを得ることだと考えられるわけです。
株や様々な金融商品の取引は、ほぼギャンブルと言える商品からリスクがき分けて低い商品、そして可能な限りリスクを抑えた商品など幅広く存在していますが、資産を堅実に増やすという話の中では明らかに後者が対象になってくることがわかると思います。
そのため、比較的堅実に運用できるのは、年率2~5%程度になります。
年率について
例えば、年率3%だとすると、預けた100万円が翌年に103万円になる計算です。
株とか投資といった響きからすると少なく感じる人もいるかと思います。
それでも年率3%で毎年利益を含めて24年間安定して回せれば、この預けた100万円は203万円になり元本を2倍に増やすことも可能です。
※預金の場合(金利0.2%と仮定)
預けた100万円は24年後に105万円になる
時間は絶対的に必要になりますが、お金としてそのまま置いておいた場合と比較してとんでもない差が開いていることがわかります。
このようにリスクを抑えた上で時間をかけて育てていくのが資産運用の王道だと言えます。
まとめ
- 投資するということは、このリスクを取ることに対しての見返りを得ること
- 比較的堅実に運用できるのは、年率2~5%程度