今回はfor文と拡張for文を勉強していきましょう
・for文を学ぼう
Javaにはループ処理で同じ処理を繰り返し行うためのfor文があります。
for文は同じ処理を繰り返し行うので、Listや配列ですべての要素に対して順番に処理を行うときに便利です。
・for文の構成を覚えよう
for文の()の中には3つの式があり、それぞれ①初期設定、②反復条件、③後処理があります。
①〜③は、ループ変数の値を毎回決まった量だけ変化させながら反復処理を実行し、ループ変数が予め決めておいた範囲を超えたとき反復を止める、という仕組みを実現するものです。
・for文の処理の流れ
for文の()内の①〜③が具体的にどのように働くのか示した流れ図です。
①最初にiに値を与えます。
②はiっが満たす条件です。もしも条件が満たしていれば、「繰り返し実行したい処理」を実行します。条件を満たしていないなら終了して次のステップに移ります。
③1回の勝利が終わる度に③を実恋して値を変化させます。
・配列の要素を合計する
・変数のスコープに気をつけよう
初期化式で宣言した変数は、そのfor文の中からしか参照できません。for文の前で同名の変数が宣言されていてもコンパイルエラーになるので注意しましょう。
int v = 0; // for文の外で変数を宣言して… for (int i = 0; i < 10; i++) { v += i; // for文の中で値を更新し… } System.out.println(v); // for文の外で使う!!
・for文の構成と機能
- ()は(初期設定:反復処理:後処理)である
- 初期設定はfor文を開始する前に一度だけ実行される
- 反復条件は反復実行したい内容を実行する前にチェックされる
- 後処理は反復実行したい内容を実行した後で必ず実行される。
- for(int i = n-1 ; i>0 ; i- )はn-1 から始まって〇まで逆順に処理する
- for文はプログラム内で何度使用しても良い
- ループ制御変数iをfor文の中で宣言すれば、iはforの中だけで有効
・拡張for文を覚えよう
ループ制御変数を書く必要がないfor文を拡張for文と言います。
ループ変数がないので、全ての要素を取り出して表示する、集計するなどのケースでしか使用できませんが、簡単に書けるというメリットがあります。
- public class Main {
- public static void main(String args) {
- String strArray = { "s", "a", "m", "u", "r", "a", "i" };
- for (String str : strArray) {
- System.out.print(str);
- }
- }
- }
自己結果
- samurai