今回はキーボード入力について学びましょう
目次
・キーボード入力出来るようにしよう
BufferedReaderクラスを使用する
BufferedReaderは参照型の1つでクラスと呼ばれ、データの読み込みを
行うためのクラスです。
<使用例>
import java.io.*; |
class BufferedReaderExample { |
public static void main (String[] args) { |
// System.in -> キーボード入力を受け付けるための引数 |
BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in)); |
System.out.print("名前を入力してください:"); |
try { |
// キーボード入力を受け付ける |
String name = br.readLine(); |
System.out.println("こんにちは、" + name + "さん"); |
} catch (IOException e) { |
System.out.println(e.getMessage()); |
} |
} |
} |
これまでのプログラムであれば実行後に結果が表記されていましたが、このプログラムは
いくら待っても終わりません。
今、プログラムは「あなたが入力するのを待っている」状態にあるのです。
この状態を入力待ちに状態といいます。
・br.readLine(リードラインメソッド)メソッドについて
readLineは、文字列1行分所得するメソッドです。このメソッドを使用して「ラーメン」
や「28」という文字列をプログラムが取得しています。
「br」とは何か
br.readLineにうち、br.readLineは1行読むメソッドだとして、brの方は何でしょうか。
brは変数です。
この変数の宣言は
BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
で行っています。
「new」について
newの後にクラス名を書いて()を付けると「そのクラスに属するプロジェクトを作れ」
という命令になります。
・import文の機能
キーボードをタイプして入力するBufferedReaderという参照型のクラスを利用する
ということは上記で理解して頂けたと思いますが、プログラムでは最初にこのクラスを
使うということを宣言しておく必要があります。
それがimport(インポート文)です。この文はクラス宣言の前に書いておく必要が
あります。
・キーボード入力クラス特徴まとめ
- プログラムの先頭でインポート文を記述する
- 標準クラスのSystem.inをもとにnputStreamReaderオブジェクトを作成する
- それをもとにBufferedReaderオブジェクトを作成する
- 変数readerをそのBufferedReaderオブジェクトで初期化する